2017年7月22日00時35分
米ニューヨークを訪問中の自民党の二階俊博幹事長は21日、党の憲法改正原案を今秋に予定される臨時国会中に提出するとした
安倍晋三首相の目標について、「政府の方針通りに進むかは提案の内容にもよるし、党内の政治情勢も当然ある。
首相のことだから慎重におやりになると思う」と述べ、柔軟に対応するべきだとの考えを示した。同行記者団に語った。
二階氏は「憲法改正は政府の方針がどうあれ、国民がどう考えるかが大事なポイント。慎重の上にも慎重でなくてはならない」と強調した。
ただ、提出の目標時期を見直すべきかについては、「そこまで申し上げているわけではない。慎重に見守っていきたい」と明言を避けた。
(ニューヨーク=山岸一生)
朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASK7P7VHTK7PUTFK04J.html