英国のジョンソン外相は8日、10日に予定していた就任後初のロシア訪問を中止すると発表した。同盟国である米国のトランプ政権が、アサド政権が化学兵器を使用したと断定してシリアに巡航ミサイルで攻撃を行い、アサド政権の後ろ盾であるロシアとの緊張が高まっていることを受けた。
声明でジョンソン氏は、「シリアでの出来事は状況を根本的に変えた」と指摘。「ロシアが、罪のない市民への化学兵器使用の後でさえ、アサド政権を擁護し続けることを遺憾に思う」と非難した。主要7カ国(G7)は、10、11両日にイタリアで開かれる外相会合でシリア停戦に向けた対応を協議する。(ストックホルム=渡辺志帆)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170408-00000071-asahi-int
声明でジョンソン氏は、「シリアでの出来事は状況を根本的に変えた」と指摘。「ロシアが、罪のない市民への化学兵器使用の後でさえ、アサド政権を擁護し続けることを遺憾に思う」と非難した。主要7カ国(G7)は、10、11両日にイタリアで開かれる外相会合でシリア停戦に向けた対応を協議する。(ストックホルム=渡辺志帆)
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