尚、昨年発刊の「東西ミステリベスト100」には、
人形はなぜ殺される 28位
刺青殺人事件 32位
白昼の死角 88位の三作がランクイン。
いちおつ
前は高木スレあったんだけど、落ちたまま誰も立てようとしなかったんだよね
さて、需要はあるのかどうか。
まずは即死判定との戦いだな。20レスで回避だっけ。
r-┐
/ |
 ̄| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
|.__,| _ _ lヽ,,lヽ
_| ::|_ | |Θ| ( ) ))
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|_ |_|_| し i
|___|__|_| |_| しーJ ....
ウニョッ
_____ ヾ
(( l、___ /
/ /
/ / チャリーン
( (__/| ))
ヽ___ _,/ _ _ lヽ,,lヽ
`ー _| ::|_ | |Θ( )
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|_ |_|_と i
|___|__|_| |_| しーJ
神津恭介は「完璧な探偵はつまらん」ということを教えてくれた
偉大な探偵だ
最近、刺青と人形を読んだ
どっちも面白かったけど、刺青は身震いするほど感動した
江戸川乱歩、横溝、高木などを読みあさっていた、高校時代が今思うと
一番幸せだったなあ。未読の本が無限にあったし。
40代くらいまでの人なら、幼少期に人形のアレはまだ現実に多少なりとも残ってたから
情景も理解できるし説得力も感じられたが、若い人ってアレで驚けるもんなの?
若いほうだけどかなり驚いた
(目欄1)かと思ったら(目欄2)だったから、奇術を目の当たりにしたみたいな酩酊感を解決編で覚えた
俺も二十代だけど普通におおっ!ってなったよ
鮎哲と高木は新本格から入ってても「この年代にこういう本格書いてたのは評価できるけど……」っていうお勉強気分じゃなくて
普通に新しく読む本格ミステリと同じ感覚で楽しめるから好きだ。
白昼の死角なんかも三島の青の時代より好きだし
TVドラマの神津恭介シリーズ11作品のDVDを良く観るんだけど
近藤正臣の恭介は古谷一行の金田一に匹敵するくらいハマリ役だと思う。
「仮面よさらば」は読後にすごい衝撃受けた。
正臣の神津はたしかにはまり役だね。
正臣で脳内映像化される。
成吉思汗の秘密を、小学校6年頃読んで、中学3年くらいまで
「ジンギスカンは義経だ」と思い込んでいた黒歴史。
>>16
あれ
清を元の系統だったことで辻褄を合わせるために
最初の清の国号が後金だった(金はモンゴル帝国に滅ぼされた)ことを伏せてあるんだっけ。
当時の読者は気づかなかったのか。
邪馬台国の秘密は
読者が同じ条件で推理できるようになっているのがポイント高いと思うんだが
ネット上の書評を見ていると成吉思汗の秘密よりも評価低いんだよな。 謎解きに関しては「邪馬台国」だけど、「成吉思汗」にはプラスアルファ、読み物
としての趣向があるから、ストーリーの面白さで加点されるんじゃないか。
>>19 16です。もう30年も前の話なんで。詳しいことは覚えてないです。
すいません。 私も成吉思汗を読んだのは20年近くも前の話なんで。
邪馬台国の方を先に読んだもんで
がっかり感の方が強かったッス。
後金スルーの話題はネット上で何度か見かけたんですが、
読み返してまで確かめようという気にはなんない・・・
成吉思汗といえば、義経との体格の違いのトリックが
大笑いものだったのが忘れられない。
いくらあの時代の蒙古人でも、それは無理だろ。
せめて弁慶が前面に立ってたとかの方がましなレベル。
>>10-12
人形って、説明されず、何だか分からないまま
終わってしまう謎がいくつかありましたよね。 >>25の新刊読んだよ。
「妖婦の宿」はやっぱり傑作。あとは「白雪姫」「影なき女」なんかも面白かった。
「傑作セレクション1」ってことは続巻もあるのかな。
これと同じ位の水準のが出てくれると嬉しいんだけど。 >>27
5月には「神津恭介、犯罪の影に女あり」が出るよ。 扶桑社文庫の『初稿・刺青殺人事件』が、本当に傑作だけ集めた
レベルの高い作品集だったけど、もう当然のように品切れになってる。
そんなもんが出てたのか。
ブコフで見かけたら買っとくわ。
情報サンクス
>>25
やっと妖婦の宿が新刊で読めるようになったのな
鮎哲の達也と並ぶ新本格世代にも通用する傑作短編だと思うから嬉しいわ 元は両方とも「探偵作家クラブ」の「犯人当て」だったよね?
>>8
自分もあの時代、本屋で角川文庫の棚を見るのが好きだったな
高木も鮎哲も横溝も……
あの時無理してでも大人買い(そんな言葉は無かったけど)しておけばよかった 文章が下手すぎてどうにかならんかと思うがすでに死んでいた
>>32
同感。自分も当時はまとめ買いできなかったな。
但し諦める事はない。地方のブコフだけど以前横溝の旧角川文庫版が
60冊くらい105円で出ててまとめ買いして、高木や鮎川(光文社版)の諸作もブコフ105円中心に
1,2年で殆ど揃った。
がんばって入手してください。 あるあるw
たまに入手困難な古いミステリ文庫が大量にブコフに並ぶことってあるよね。
近所の蔵書家が引っ越すか死ぬかしたんだろうけど。
鮎川哲也が大量に並んでるのを発見した時は嬉しかったなあ
角川の横溝、高木、土屋、山風、鮎哲、都筑をコンプして本棚に並べてるけど
見栄えがいいよね
同年代の本好きに見せるとかなり受ける
15〜20年くらい前はこの辺が本当に簡単に集められたんだけどねえ
高木彬光の角川文庫の表紙(日暮修一画)には、どう見ても実在の俳優を
(無許可で)描いただろう、と気になって仕方ないイラストがいくつかある。
『黒白の虹』 北大路欣也
『恋は魔術師』 菅原文太
『七福神殺人事件』 藤田まこと
『仮面よ、さらば』 市毛良枝? 等
今でも、官能小説の表紙絵がグラビアアイドルに酷似していることが
よくあるが……。
>>37
そこに乱歩と夢野久作も加えてやってくれ。 天藤真も角川のイメージが強い作家だったな、当時は作家としては若手だった泡坂妻夫も
あの当時の自分に伝えたい
「メジャー処、代表作はたとえ絶版になっても簡単に買える、奥付をチェックして時間が経ってても初版止まりのマイナ本を買っとけ!」とw
ところで、高木の裏ベストは?
自分的には「神曲地獄篇」が裏一位だけど……
神曲地獄篇って誇張してるところがありそう
よく永田洋子が訴えなかったもんだ
事件の「小説的再現」という手法は分かってるけど、それでも無性にツッコミを入れたくなる時がある
「お前さんはどこから覗いてたんだよっ!w」
次の光文社文庫の収録作品は
「死美人劇場」「嘘つき娘」「青髯の妻」「女の手」「ヴィナスの棺」「血ぬられた薔薇」だよ
光文社「わが一高時代の犯罪」で初・アキミツしてみた
初代引田天功の脱出シリーズみたいなトリックに頬が緩んだ
「仮面よさらば」は探偵の底意地の悪さが異様なまでに際立った怪作だったな
シリーズヒロインに、あの対応はないだろ
>>14
近藤正臣の神津は私も好き。
原作のイメージと違うという意見もあるけど
あのぐらいアクが強い芝居のほうが見てて小気味が良い。
ドラマの出来栄えとしては「刺青殺人事件」が突き抜けて傑作。
ジェームス三木脚本らしく官能的ムードが出ているのが良いし
さらにこのドラマでは坂口安吾が批評で指摘した原作の欠点が
脚本で修正されて、原作以上に自然な流れになっているのに感心した。
この当時のサスペンスドラマは本当によく研究されて脚本が書かれている。
密室トリックは割合早い段階で明かされながら、それでもラストまで
サスペンスが持続する辺りも脚本・演出の手堅さが光る。
そしてクライマックスの謎解きを、刺青をした女性のストリップ・ショーで
行うというのも映像的なインパクトがあって素晴らしいアイディアだと思った。
ドラマオリジナルのキャラクターとして追加された神津の妹が
ちゃんとサスペンスを盛り上げる役割を果たしている点も高評価。
この神津の妹がシリーズを追うごとに単なるコメディリリーフに
堕してしまっている辺りは、やはり脚本家の腕の違いだと思った。
残念な点は、原作では屋敷周辺に目撃者を配置することで
二重の密室にしていたのに、ドラマでは一軒家からマンションに
変更し目撃者をカットして、単純な密室にされてしまったこと。
他が良いだけにこれだけはほんとうに残念だった。 >>50
先日、自分もたまたま『刺青殺人事件』を観直したところ。
たしかによく練られていて、雰囲気が良かった。
天知茂の美女シリーズとも共通する、「昔の土ワイ」感が素晴らしい。
ただ、神津がやたらと数学用語を口にして、事件を無駄にこけおどして
説明しようとするのが、今となっては陳腐に感じられた。
原作でも非ユークリッド幾何とか言ってるわけだが、近藤正臣に
あんなにしたり顔で、何度も語られてしまうと……。 近藤正臣の神津シリーズでは、僕がいちばん大好きな
「人形はなぜ殺される」が見るも無残なドラマに
なってしまったのがかえすがえすも残念無念。
「刺青殺人事件」の直後にジェームス三木の脚本で
ドラマ化して欲しかった。。。
あと個人的にはドラマ3作目「魔笛に魅せられた女」が好き。
トリック自体はチャチだし下飯坂菊馬の脚本も
「刺青」でのジェームス三木のようなセンスの良さと
緊張感が欠けているのだけど、個人的にあの役者が
残忍な殺人犯役を演じるというのが意外だったので
キャスティングだけでもお気に入りの一本。
近頃の2サスのようなお涙頂戴は排して徹底的に
血も涙もない犯人だったのが良かった。
2作目の「影なき女」も短編原作で小粒なトリックだけど
けっこう良い雰囲気が出てるので楽しく観れる。
1作目は、タイトルも「高木彬光の刺青殺人事件」だし、
神津の精神病質なキャラや、叶和貴子の妹など、2作目以降とかなり違う。
やはり、シリーズ化を見越さずに、単発ドラマのつもりで作ったのが
良かったんでしょうね。
近藤正臣の神津シリーズは最初の3作までは
天知茂の美女シリーズのような妖しい雰囲気があって良かったのに
4作目以降は妙にバブル臭くなってつまらなくなった
「呪縛の家」とかネタ自体は小粒ながら面白いのに
女優の化粧や喋り方のバブル臭いけばけばしさがイヤだった
末期になってくると神津(近藤)が笑顔でスキューバダイビングや
ウィンドサーフィンしてるのもバブリーでイヤな感じだった
わが一高時代の犯罪を、街の古本屋で100円で購入。
ずらりと彬光さん並んでいたよ。
新宿西口に新しくオープンしたブックオフに行ったら、
いきなり105円コーナーに帝国の死角上下があって軽く目眩が
地方のブコフだけど普通に105円群にあるよ。> 帝国の死角
「犯罪の蔭に女あり」読んでみたけど、1作目と違って残念な出来のばっかり収録されてる感じだな。
これで「傑作セレクション」はないだろう。
続刊出るなら一応買うけど、それもいまいちならたぶんもう買わないだろうなー
まあ、初めて読む作品ばかりだったんで、そういう意味では読む価値はあったが
定評のあるところでは、幽霊の顔、鼠の贄、原子病患者、邪教の神あたりが入ってないから、
もう1冊ぐらい出せるんじゃないの?
光文社文庫の短編新シリーズは、
今のわけわからん収録順でもなく、
高木彬光の発表順でもなく、
若い神津がだんだん年をとっていくという順番で収録して欲しかったな。
春陽文庫がほぼ発表順だったから、
「一高』「輓歌」(旧・光文社文庫かハルキ文庫)→春陽なら、ほぼ作中時の編年体になる。
でも、発表順にせよ編年体にせよ、[MELL欄]が最初の方に来ちゃうのがネックなんだよなぁ。
>>66
編年体ってどういう意味だろう?
本当に神津恭介の年表順に並べてみると、
高木彬光の発表順とずいぶん変わってくるはずだよ。 短編だけ、さらに「一高」「輓歌」を1巻にしたら、
残りは発表順と大差ないのでは?
そこを並べ替えることで見えてくるものがあるなら興味深いけど。
神津恭介の設定上の容姿を知ってげんなり
勝手に美少年〜気品ある老紳士で現代の高身長とかに脳内変換してる
アポロのような美青年
笑うと出来る片えくぼ
黒曜石のような瞳
悪くないと思うけど。
神津作品でオススメありますか?神津がかっこいい作品だとありがたいです。人形は読みました!
成吉思汗の秘密の
天城山心中事件のくだりはよく考えると
義経清祖説にとっては輪廻転生的な暗合にはなっても
義経ジンギスカン説にとっては何の意味もないよね。
義経がジンギスカンなことより
義経の子孫がヌルハチなことより
ジンギスカンの子孫がヌルハチなことが
びっくり仰天だわ
数十年ぶりに能面殺人事件を読んだ
当時の若造には判らなかった心の機微に酩酊した
こんなに美しく哀しい物語だったんだと再認識
のーめんは、ネタばらしで評判悪いけど、
作者はマニア対象の作品のつもりだから、しょうがないとも思う
今でも高木彬光が世界中の作家で一番好きだな
人形と刺青は5回は読んだ
老人神津三部作は残念だったけど
口述筆記の文章は句読点の多さが気になって仕方なかったなあ
検事霧島三郎を久しぶりに読み返した
分厚いのに読みやすいね
この間、「人形はなぜ殺される」を読んだんだが。
結局、「黒い郵便」って何だったの?
老人神津三部作は良く叩かれるけど、個人的には「七福神殺人事件」の方がつまらん。
淡々と事件が起こるし、殺されるのも殆どが死体役で初めて登場したような連中ばかりで感情移入も出来んし。
それにトリックもわかりやすいしお粗末。
結構当たり外れあるよね。
ああ〜とうとう「刺青」の早川博士の年齢を超えてしまった。
>>86 まんま、せむし詩人が遺した黒い手帳のことなんじゃないの? 炎のオンナ再読
これは高木作品でも傑作クラスですね
最後が不愉快だけどw
松下研三から真鍋記者へのワトソン役の交代は、
合作長編の『悪霊の群』から『白妖鬼』にかけてだから、
短編だけ読んでると、どうしても唐突感は避けられない。
かと言って、どっちも最後の方で読むべき出来だしなぁ。
ハゴロモのオンナを読んでみました
本格ミステリじゃないので物足りないw
映画になった「刺青殺人事件」や「わが一高時代の犯罪」って、フィルムは残っているのですか?
新装刺青殺人事件、言葉狩りがヒドイなw
「障害者ばかりの世界では五体のそろった人間のほうがかえって障害者のあつかいをされるという諺」
って、どういうことわざだよw
意味は通じてるからいいんじゃないの。
ていうか、原文どんなだっけ
アジア人ってのもなぁ… 三国人のどこがいけないんだ?
三国人は石原チン太郎が使った後、ネトウヨがこぞって使い始めた結果完全に侮蔑語になった
破戒裁判というタイトルは内容を表しすぎではないかと思うんだw
でもあれちゃんと中身読まないとタイトルの意味わからなくね?
読み終わって改めてタイトル見て、「うまいことつけたな」って感心したのを覚えてるわ。
俺をミステリの世界にぐいぐい引き込んでくれたすごい人。
俺の中では、神津がやっぱり最強の探偵だ。
破戒裁判の一言で風景が一転するところは何度読んでもいい
バレバレといったらまあそうだけど
破戒という言葉は普通にあるからね。
それが●と結びついて初めてネタが割れる。
みんながみんな、題名だけで先が読めるとは限らない。
C型肝炎を広げないように。ナゴヤミナトク いれずみ掘り氏 掘りガミ C型肝炎 グリップ、チップ使い捨てじゃないから危険
それで自分も試して掘ってるから危険危険 お客いなくていつもガラ空きで少ししか掘らずに何度も通わせすっげー金かかるし営業きもすぎー
他行ったらこんなん掘ったの?かわいそうにって言われた 元しゃぶ中
営業おくってくるから彼氏に怒られたし。 安くて暇な店にはやっぱり訳があるんですね。勉強になりました
>>121
清=元の後身を成り立たせるために
ヌルハチ(後金)のことが書いてないというのはホントでした? 死神博士で松下が馬鹿でのろまだの酷い言われようだと思ってたら
後半ワトソン役すら交代するの?
作者は松下を気に入ってなかったのかね
最近になって高木彬光読み始めて
刺青、呪縛、一高、人形は何故、死神博士、ジンギスカンは読んだんだけど
多作すぎて次なに読めばいいが悩む
オススメの作品教えていただけると助かります
おすすめは「人蟻」「破戒裁判」「誘拐」「追跡」「黒白の虹」「黒白の囮」「密告者」「炎の女」「帝国の死角」といったところであります。
ありがとう!
とりあえず図書館で「破戒裁判」借りてくる
「妖婦の宿」は最近出た文庫版読めばいいのかな
gotogen @gotogen
ちくま文庫から【将棋エッセイコレクション 後藤 元気 編】という本が出ます。
2月6日配本(書店に並ぶのは7日)、416頁で値段は945円(税込み)とのこと。詳細は追ってお知らせします。
gotogen @gotogen
ラインナップの続きをもう少し。鈴木宏彦さん、山崎隆之八段、先崎学八段、東公平さん、国枝久美子さん、行方尚史八段、小暮克洋さん、
@shogitygooさん、梅田望夫さん、高木彬光さん、内藤國雄九段、信濃桂さん、片上大輔六段、天狗太郎さん、河口俊彦七段、桐谷広人七段、っともうない。
プロ棋士と観戦記者がほとんどの中で彬光だけ異色な感じがするね。何が収録されるんだろう。
俺は「邪馬台国の秘密」にハマって
フィクションのミステリーより、考古学の方がずっと面白い事に気付いた
俺は「邪馬台国の秘密」にハマって
フィクションのミステリーより、考古学の方がずっと面白い事に気付いた
棋神の敗れた日なんてトンデモな作品だと思うのだが
彬光先生だとなぜか笑って許せてしまう
将棋エッセイコレクションには、「読む将棋」という、将棋マガジンに載ったエッセイが入っていました。
3ページの小品でした
影の女ドラマ化キター
しかし神津恭介=片岡愛之助かよ。なんだかな〜
俺は今の役者だったら岡田准一がいいかな。イケメンというより古風な男前という
感じがするところがイメージに合う感じがする。
大前田榮作は昔から杉良太郎しかいないと思ってる。
近松、百谷、霧島は特に思いつかんな。誰がいいだろ?
『影なき女』は土曜ワイド劇場の近藤正臣版が
原作よりもおもしろい上出来のドラマだったから
今回の愛之助ドラマに関しては何も望むことはない
もともと原作がB級品だからドラマの出来が予想通り最悪でも
土曜ワイド劇場版を口直しにDVDで見直すからそれでいい
もっとも、このドラマで初めて高木彬光に接する視聴者は
「高木彬光って全然大したことない内田康夫レベルの三流作家なんだな」
と思うんだろうけど
>>137
ジャニにはウンザリしてるけど愛之助よりは岡田の方がマシ
とはいえ岡田で映像化して欲しいとは露ほども思わないけど
そもそも『刺青』とか『人形』のようなおどろおどろしい作品の上質な映像化は
神津を誰が演じたとしても今後の日本の映画・ドラマでは技術的に無理だろう
土曜ワイド劇場の『刺青殺人事件』でたった一度の奇跡が見れただけで満足してる
近藤正臣の神津は原作のイメージとは違うという声が多いけれど
現代の俳優に比べたらじゅうぶん知性と存在感がある良い神津役者だったと思う 阿部寛も竹ノ内豊も神津恭介のイメージじゃないなあ・・・
神津って、あまりに理想化されすぎたキャラだから
生身の俳優で完璧に再現されてるところが全く想像できない
強いて挙げるなら、土曜ワイド劇場の美女シリーズや
毎日放送の横溝正史シリーズに出てた頃の若い松橋登かなあ
あとはTBS・1983年版「本陣殺人事件」で三郎を演じた頃の本田博太郎とか
ああいう知性と妖艶さと危うさを感じさせる若手美男俳優って今はもういないね
白昼の死角
人蟻
成吉思汗の秘密
人形はなぜ殺される
破戒裁判
刺青殺人事件
能面殺人事件
わが一高時代の犯罪
追跡
邪馬台国の秘密
これほどの作家が、殆ど賞に無縁というのが信じがたい
いっとき、直木賞は売れ線作家に何を今さらって流れだった時代があったから。
推理小説に特化しすぎてると、他の賞の対象にすらならない時代も長かった。
今とは状況が違いすぎたとしか言い様がない。
いや、今の時代でも高木は直木賞とか無理でしょ
文章がアレだし
直木は直木でおかしいわアレ
乱歩賞と等価だと考えてるし
だが一般は直木しかありがたがらない
つっても、本格ミステリ作家の賞って、新人賞を除けば推協賞と吉川英治賞ぐらいしかないんじゃね?
現在なら他に本ミス大賞とかこのミス1位とかあるけどさ。
直木賞は現在でも本格ミステリに厳しい。綾辻も法月も受賞してない。
高木彬光さんの作品は初めてなのですが、
神津恭介シリーズは1作品目から読んだ方が良いですか?
知らずに、人形はなぜ殺されるを購入してしまったのですが
白雪姫に刺青殺人事件のネタばらし、
眠れる美女に出獄のネタばらし、
邪教の神に死美人劇場のネタばらしがあったり、
蛇の環に刺青の容疑者の一人が再登場(つまり、刺青の犯人ではないのが分かる)とかがある。
それ以外は、最初の事件が後から書かれたりしてるから、作品の時系列と発表順とかは気にする必要はないけど、
相方・語りは、松下研三の一人称、同じく三人称、真鍋記者と変わっていくから、
そういうところが気になる人は、発表順の方がいいかも。
あと、神津の恋愛歴にこだわって、小出しにされる情報を追うのなら、
魔弾の射手→輓歌→成吉思汗の秘密→狐の密室→古代天皇の秘密
は順に読んだ方がいい、とかいう程度。
本当は、刺青殺人事件には、探偵役を後から出すことで、●なんじゃないかと誤導する趣向があったんだけど、
今じゃみんな神津シリーズの1作目として読んじゃうから、この趣向は無意味になっちゃった。
>>151
詳しく教えていただきありがとうございます 本当は史上初の探偵作家クラブ賞2度の受賞者になるはずだったんだよ
(当時は既受賞者による多選も可だった)。
一般会員の投票では断トツの1位、乱歩も強く推したが、例によって木々が根回しをして阻止。
詳しくは「宝石」1952年5月号を。
影なき女見たけど、後半だれたね
前半の雰囲気は良かった
原作覚えてる人いる?自分は忘れちゃったw
>>155
全然意外じゃ無かったな
ミステリマニア以外にはまったくの無名なのは自明だよ 三大○○の三つめの知名度の法則
世界三大料理 中華 フランス ?
日本三大仏 奈良 鎌倉 ?
七夕祭り 仙台 平塚 ?
和牛 神戸 松阪 ?
薬湯 草津 有馬 ?
そもそも乱歩や横溝より小説の絶版多すぎだから知名度低くても仕方ない
>>147
歴代受賞者で「推理作家」と言えそうなのは宮部みゆき、京極夏彦、北村薫、東野圭吾くらいかな? >>160
木々高太郎・橘外男・有馬頼義・久生十蘭・戸板康二・多岐川恭・黒岩重吾・水上勉…
「推理作家」に分類される受賞者は結構いる。
でも、本格ミステリで受賞する作家は少ないね。
上で挙げた中だと戸板康二と多岐川恭ぐらいかな。 >>164 直木賞を受賞した木々高太郎の『人生の阿呆』は一応本格ミステリなんですけど… >>134 神津恭介は初稿・刺青殺人事件や改稿初版からしばらく、は軍隊時代からの射撃の名手という設定だった
(最後の場面で犯人の手を撃つのが恭介。現行版では松下課長に改変)。
ジュブナイルは、その設定を引き継いでいるだけ。 神津恭介のはまり役って話しで近藤正臣って人が出て誰?って思ってさ、その人の若い頃の映像みたら悪くないのな
実写時期よりも、その頃にやってればもっとよかったのに
神津正臣は喫煙とサーフィンが許せなかったが、神津愛之助のジム通いと結婚歴も、うーん……
見た目的には2人とも悪くないんだけど。
もう1人いた様な気がしたが、あいつはそもそも顔に知性が感じられない。
>>160
陳舜臣、生島治郎、泡坂妻夫、乃南アサ、小池真理子、藤田宜永、連城三紀彦、逢坂剛、高村薫、桜庭一樹
基準を緩くすればまだまだいる >>173
結婚設定はジュブナイルネタ回収としてはアリ ●のリメイクでもやるつもりなのかね?
雰囲気としては、妻殺しの犯人は●っぽかったけど。
刺青殺人事件を現代キャストで見たみたいわ
十中八九失敗に終わるだろうけどw
実は一番面白いのは百谷弁護士シリーズだと思ってるわ
あのシリーズ駄作無いし
最後の神津恭介はあとがきで、助手の輝きが違うとか、
見え透いたヨイショしてるけど、どう考えても松下でいいだろ
訳の解らん変更ってしない方がいいんだよ
今はサスペンスも冒険小説も本格も、全て「ミステリ」の枠の中に入ってしまうから、
その人の基準しだいでどうにでもなるんだよな
最悪、犯人は誰なのか?
みたいに考える場面がある小説って今殆ど無いよな
今はというか昔からそうだと思うけど
ミステリが本格だけを指していた時代はなかった
>>178
「法廷の魔女」はだめだろう。ほかのシリーズ物や独立作品(SFNF時代物
児童物を除くとミステリは有名な二作と「神秘の扉」「帝国の死角」
「女か虎か」だけか意外に少ないな)は確かに凡作のほうが多いとは思う。 「刺青殺人事件」読んだ
評判にたがわず面白かった
好みの作家見つけた時、これから楽しめる未読の作品がたくさんあると思うと嬉しい
一番ツボに嵌りそうな「人形はなぜ殺される」は最後まで楽しみに取っておくつもり
>>184
人形をちょうど今読んでいる最中
しかも一冊目・・・途中で止めるのも嫌だしなあ
下調べ(評価高い順)しておけばよかった その行動はそれしかないだろうと思っていたら当たってしまった
思ったよりは期待外れだった・・・悪くはなかったけど
神津の身長が169cmで長身と書いてあったのだけど
1950年代では、169cmでも長身扱いだったの?
身長169cmで長身なの?って思って調べたら、
1950年の30歳男性の平均身長が160pで、
神津は平均身長の約1.05倍。現代(2010年)の
30歳男性の平均身長は約172pだから、
神津は今でいうと180pくらいでした。文句のつけようがない長身
なるほど 連レスすわせん
>>186
期待した分、無意識にハードル上がって「ん?そんなもんか」ってなる事あるよね
自分は184だけど、おかげで多少はハードル下げた状態で人形読めるかも
とりあえず、次は新装版で出てる短編集にいくつもり
169pで高身長記載については自分も不思議に思ってた
当時は平均身長が低かったんだね
小柄設定の金田一耕介は150pくらいだったりして 仁木悦子の兄妹シリーズの、兄も174cmでのっぽって言ってるしね。
今一高読んでるだけど
松下研三は神津の後輩のはずだよね
この本では同級生としか思えないんだけどなんで?
「輓歌」を読めば分かるよ。
落第生の研三が留年してる間に、恭介に追い越されちゃったんだよ。
ちなみに、研三の方が恭介より二才年上。
「人形はなぜ殺される」はなんであんなに評価が高いの?
数日前に読み直してみたんだけど、平凡な出来の古臭い探偵小説にしか思えない。
「東西ミステリベスト100」で「刺青殺人事件」よりランクが上なのは理解できないなあ。
神津恭介は初期島荘や綾辻以下の平成新本格と前後してよく読んだな
詳細な内容やトリックはもう覚えてないけど人形は確かに興奮した記憶あるね
「読者への挑戦」イベントを繰り返す中毒状態で読んだのが大きかったのかな
>196
リアルタイムで読んだ世代には乱歩、正史を継いで、清張全盛期に本格を書き継いだというのが大きいんじゃないかな。
乱歩に若手ナンバーワンと評された山田風太郎はミステリやめちゃったしね。
俺は、「読者への挑戦」っていうのがダメなんだ。
「さらなる惨劇が待ち構えているのであった」とか、そういう書き方が苦手。
新本格も苦手で、ほとんど読んでないけど、
確かに「人形はなぜ殺される」は、読んでて島田荘司みたいだと思った。
「刺青殺人事件」は読み出したらおもしろくて、一晩で読んだ記憶があるけど。
一番高評価っぽい人形はなぜだけ読んで読まなくなっちゃったけど
刺青は読んでみようかな
読者への挑戦好きだな
有栖川有栖の学生シリーズが好きだからかもしれんけど
苦手な人もおるんやね
>>199
島荘には、「人形はなぜ〜」を丸々パクったことで有名な作品があったりするぞw 電子の方はだいぶ数が増えてきてるからそっちでどうさ
やっぱり本で欲しい
電子だと年月経ったら媒体無くなって読めないとか有り得るし
新宿鮫のひとが電子書籍が完全に本に取って代わるとか言って
数年たつけど、まったく普及してないな。
CMは不快度数高いし。
なんでこういう絵柄にするのか全くもって理解できない
別に内容もこんなんじゃないし
>>209
半沢直樹およびリーガル・ハイを意識してるのでは? すみのろうじんシリーズの一、二、三―死まで読み終わった
しっかし、このシリーズ読んでるとやたら酒を飲みたくなって困るw
>>214
津島栄一って、他の作品にも出てたキャラなのかね? さすがにそれはない。そこまでやったら正体バレちゃうから。
そうなんだ、サンクス!
自分は神津シリーズ、さすがに全作品読破してるわけではないので、
もしかしたら津島らしきキャラが登場する作品もあったのかなーと思いまして
それにしてもつい最近、ひさしぶりに墨野5作品再読したんだけど、
やっぱゲラゲラ笑いながら3億円賭けましょうとかいう墨野&上松は
なーんか不快だなあ、イヤだなあ、あの人らしくないなあ・・・
推理小説マニアの村田女史が、隅の老人知らなかったってのは無理があると思うの
60年代後半だと、ホームズのライヴァルたちはほぼ刊行ゼロ。
隅の老人は、創元の世界短編傑作集で1編読めただけだった。
宰太郎の世界の名探偵50人が出たのは72年だし。
ポケミスの「名探偵登場1」でも読めたがな
中島河太郎「推理小説の読み方」でも紹介されてるんだしこれでマニアと言われてもねぇ
人形はなぜ〜は面白いのだが、いかんせん神津がパッとしないのが残念
>>220 ポケ・ミスは古典的なとこが一番入手難だった時期でしょ。
各巻末の既刊広告もなくなって、どんなものが出ていたかすら分からなくなってた時期。 1980年代は一時入手難だったが90年代に入って復刊された
どのみちマニアというには不勉強の誹りは免れぬ
スミノロウジンと聞いて、村田和子の友人は別に推理小説マニアでもないのに
「どこかで聞いたこと有る・・・」とか言ってたもんなー
村田が全く知らないってのもやっぱ不自然かもねえ
>>223 5、6は買えても、1〜4は記念復刊されるまで買えなかったんだが。 >>212 「性痴」だった。
光文社の今の本に入ってない奴ね。 最近、黒白の虹と黒白の囮を読んだんだけど、どっちも面白かった。
島田荘司の人生を変えた一冊
『成吉思汗の秘密』って・・・
高木彬光横浜のブックオフには一冊も置いてなかった
>>231
どや顔で調子のいいことを吹いていたら
読者は真に受けるんだということを学んじゃったんだな 高木彬光先生は1920年生まれだから、2020年のNHKの大河か土曜ドラマか他のドラマ枠で
「帝国の死角」「白昼の死角」「黒白の虹」「黒白の囮」「死神の座」をドラマ化してほしい
「断層」を読んだ。
大前田英策モノはあんまり評判がよくないみたいだけど、
読んでたら、講談を聞いてるような感じ(変な話だけど)がしてきて、割とおもしろかった。
史海钩沉——浅谈历史推理小说
http://www.shu4.com/file/624.html
中国のサイトで神津の歴史ミステリ三部作について言及がある。
「病榻三部曲」←ワロタ。
中国人の目から見て「成吉思汗的秘密」ってどうなんだろ。
ジンギスカンの子孫からヌルハチが出て、しかもジンギスカンは日本人。 ねーよw
元と清は同祖!って、さすがに戦後昭和の珍説だろと思っていたら、19世紀からいわれていてビックリだったわ。
満州国どころか清も健在なのに豪快なことを。
だいたいモンゴル帝国(北元)最終的に滅ぼしたの
清だし
呪縛の家、次から次と人が殺され過ぎて、
途中であほらしくなった記憶しか残ってない。
再読したら印象変わるだろうか。
どの作品だったか、神津が殺人を未然に防いだら「何で防ぐんだよ空気読めよ」みたいに書かれてたのを思い出した
>>245 探偵役が途中で
「この事件は、一見雲をつかむような混沌たる事件にはちがいない。だが混沌の中に一つの統一がある。大きな事件の性格がある。すべての要素のかもし出す全体には一つの法則があり、流れがある」
と言うんだけど、犯人と探偵が互いに牽制し合う中で、その法則が崩れ出しちゃうので、
そこまで含めて面白味を感じられるかどうか。 「人形はなぜ殺される」を久々に再読、
作中、止水荘に抜け穴の存在が明かされた時に松下研三が、
ノックスの十戒を引き合いに出すんだが、
真犯人がこれまたノックスの十戒に反していることからすると、
これも一応ヒントだったのだろうか?
読了して改めて読んでみたら気付くような伏線だが。
「呪縛の家」読んでみたけどイマイチだったな。悪くはないんだが。
島荘や京極がこの題材で書いたら、分量も面白さも2.5倍ぐらいになったんじゃないか、とか思った。
ちょっと短い中に詰め込みすぎた感じ。
自分が読んだ中だと、神津物は「刺青」「わが一高時代の犯罪」「妖婦の宿」だけ読んどけばいい感じなんだけど、スレ住人的にはどうなんだろう。
評判のいい「人形はなぜ殺される」はあんまりピンとこなかったんだよね。
「呪縛の家」は、なぜ毒殺未遂を続けるのかという謎の解答が良かった。
>>249
『人形』では、解決されずにほったらかしになってしまう謎が
いくつか残って不満だった記憶があるけれど、どう思いましたか? 『人形』はどうしてあの人が神津より名探偵なのかさっぱり分からなかった記憶
まだ名前の挙がってないところで「火車と死者」を読んだけど、
各事件現場の間取りが似通っているという伏線が最後まで解消されないな
てっきりメル欄ネタかと思ったが
『火車と死者』、予告つき連続見立て殺人なんだけど、●真相が複雑すぎて、
それを見破るロジックや手がかりが追いついていない印象。
冴えてたのは、冒頭で予告めいたことを口にした女がなぜ約束の場に現れなかったかの謎に対する答くらい。
悪霊の群を200/250ページ読んだけど、まだ神津が出てこない
歓喜先生は出ずっぱりだけど
帯に神津恭介vs茨木歓喜って書いてあるのに一体どういうことだよ
横溝作品、というより金田一シリーズや乱歩作品は、
その作品の時代や風俗を再現させてるけど、
高木作品はほんとお手軽に時代設定を変更されるな、という印象。
>>262 乱歩も割りと制作当時の「現代」になってるけど。
というより、天地小五郎が現代の話にしてなんとかなっちゃったんで、
他もみんな、その流れになっちゃった。 今度スキャンダル歌舞伎俳優のドラマ2弾があるみたい!
フジテレビの炎上商法だったのか
神曲地獄篇に神津登場!
どうせやるなら、そのぐらいハチャメチャな改変TVドラマを見てみたい
>>262
時代設定を原作どおりにしてくれると視聴意欲が上がるんだけどな 火曜サスペンス劇場で北大路欣也の「検事霧島三郎」の何作目かで、
コンピュータによる自動演奏機能のついたピアノを使ったアリバイトリックが出たときにはがっかりした。
「呪縛の家」まさか、あのオチをやるとは思わなかった。
ただ、陰で糸を引いていた人物を変えたので、全体が京極夏彦の「絡新婦の理」に似てきたな。
>>81
能面は筆者が読者(メ欄)を実は信用してて、文章が拙かったり矛盾してるところや
挑発してるところには大きなヒントあるんだよね、二転三転してオチは変わったろうけど
筆者の最終的に謎を明らかにして欲しい気持ちにも気がつくとホントに切ない
実は最近『能面』を初見で"悪読"したばかりなんだが
悪読って解説や、ついでに最後の手紙のところを先に読んでしまったのよ…
たまにやってしまう…(犯人わかりそうになると止めるが犯人名が目についてしまったら寝かしたり)
全体像だけ知りたくてやってしまうんだが…
そんな悪読したからこそ能面は凄いなと思った、最終章チラ見しても犯人わかんないのは凄いよ
悪い読み手なのに対応してもらってる気がした
そういうところも含めてかなり計算された構成
正直同じような手法は彬光以降もあるが(原典は別格)、格段に面白かった
>>81なんだよなぁ、やっぱり
ついで受賞とか言われてるが受賞されるだけの事はあるよ、やっぱり
美しい物語とミステリーが同居してる、心情の動きは横溝に軍配上がるが
マリアージュ具合においてはかなり高い
名前欄のような人物で横溝や彬光はそこそこ読んでる横溝好きなんだが
半分ぐらい駅に寄贈されてる古書レンタルなんだよね
そしてネットに感想書く習慣はミステリーじゃ持ってないし
だから悪読しても面白いとかミステリ感想サイトに書いてボッコにされそうで
感想を吐き出す機会なかったんで長くなってしまった、スマン 映像化の話だけど
他の作家でやってるような『現代風orSF風』アレンジ一切なしで
ノイタミナでのアニメを高木作品で見たいなと思った
>>275 そりゃ贅沢すぎる高望みだな。
今の制作者は、自分が気に入った箇所以外を好き勝手に作り変えることにしか興味がない。
恐らく恭介と研三の秘められた関係を軸にした話になっちゃうと予想。 昨夜放送した「警視庁南平班〜七人の刑事〜」では、強盗事件を発端として、
主人公の息子を殺した真犯人を突き止め逮捕して決着をつけていた。
今の片岡版神津恭介は過去に妻と娘を殺され、犯人は未だに捕まっていないという設定だが、
制作側はこの設定にケリをつけるつもりはあるんだろうか?
>>276
昔の土曜ワイド劇場の神津恭介シリーズなんか、タイトルは「人形はなぜ殺される」なのに、
冒頭のギロチンマジックの首盗みはあったけど、その次の人形轢断、人間轢殺はなくて、
代わりに「黄金の刃」の遠隔殺人トリックが出てきて、看板に偽りありだった。
これ以外に何作か手がけた下飯坂菊馬って原作ブレイカーの仕業。
神津シリーズとは別に作られた「大東京四谷怪談」に至っては、
文庫版の解説で批判されるほどの出来。
昔も今も変わらないと思う。 >>277 原作だと妻と娘の死は@に書かれたものだから、
@みたいになるのかもね。
とすると、怪しいのは@の方。 人形はなぜ殺されるを読み終わった
トリックは時代背景も考えるとなるほどという感じだけど
描写が露骨すぎて、探偵が月光に乗るあたりで犯人がすぐわかっちゃったなぁ
小説というよりはミステリークイズといった感じで、最後はひたすら解説して終わりというのも寂しい感じ
そもそも、この探偵が天才だの名探偵だの煽る割には無能で困る
シリーズ物みたいだから他作品では有能なのかも知れないけど、今作では看板に偽りありだね
「死を開く扉」を久々に読んだ。
そして、そういえば、島田荘司が自作の中でこの作品のメイントリックを否定していたことをふと思い出した。
>>280 『人形』はあちこちでトリックバラされてるからなぁ。
どんなにうろ覚えでも、列車でのシーン読んだ瞬間にピンときちゃう。
「全く知らずに読んでたら…」って思い入れを抱かせる逆の効果もあるんだろうけど。 先ほど金○一の夜○くを読み終わったんだが
その前に能面殺人事件読んだんだが色々似てるね
状況とか、まあアレとか
能面は読者に何か解いてもらいたい仕掛けが文章とかにあるから
能面好きだなぁ、どっちも面白いけどね
夜Dく 1948年2月〜11月、1949年4月〜12月
刺青 1948年5月
能面 1949年4月
能面は刺青を書いた時(1947年夏)からのネタだっていうし(執筆は1948年8月〜9月)、
夜Dくが載ったのは、大阪で発行されてた雑誌だから、
単なる偶然なのでは?
連載読んでて、先にやっちゃえ!って、
ゼロの焦点、黒い白鳥みたいな話なら面白そうだけど。
ちなみに、二人の対面は1948年秋とのこと。
>>285
あっパクリとかそういうことじゃないよ
あまりそんな意図が出ないよう短めには書いたけど
まぁ○歩くの解説には顔のない死体に関して刺青に強い刺激受けてと書いてあるし
ネタ被りにしても日本ミステリー界黎明期の挑戦として興味深いし
こういう事には天才同士のアイデアの同時発生は多々起きると思ってるので問題なし
でも自分は、そのために多少文章が雑然としたけど後出し感が少なく
そしてストーリー(筋)が美しかった能面が好きかなぁ >>286追記
アイデアの同時発生=各地に点在する天才が同じ刺激をうけた時に
まったく同じアイデアがほぼ同時に発生することはジャンル問わず多々ある事なんだよね
そこにおいてパクリとの差は非常に難しいけど
たぶん海外ミステリーへの挑戦ってのが高木横溝両者にあったとは思うけどね 夜Dくは、刺青に先をこされてデッサンが狂ったというだけあって、
しっかり読むと細かいところの齟齬がかなりあるからなぁ。
能面は不可能犯罪からの犯人特定にヒネリを入れたり、
ドロドロの復讐譚にせずに、犯人に清廉さを加えたところも印象的。
前振りのところで犯人の見当はついちゃうんだけどね。
抜け上がったように高く広い額
↓
彡 ⌒ ミ
黒曜石のように→(´・ω・`<)←片エクボ
澄んで輝く瞳 ,l r Y i|
,,U__|:_|j
| | |
>>289 墨野さん、こんなところで何してるんですか? 彡 ⌒ ミ ゲラゲラ
(`・∀ ・´<) 村田さん、三億円賭けましょうよ三億円
,l r Y i|
,,U__|:_|j
| | |
>>235
白昼の死角の劇場版初めて見たけどどうもドラマ版の方が評判良いみたいなのでそっちもDVD化して欲しいところ
リメイクも面白そうだけどね、と去年のレスに反応してみる 夏樹静子先生がお亡くなりに。
『邪馬台国の秘密』で神津が展開した
「夏樹静子・・・夏の樹は静かなり・・・ハッ!?」みたいな
ムリヤリなきっかけからの神がかった推理が印象深い。
合掌。
☆ 日本の核武装は早急に必須です。☆
総務省の、『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。
日本国民の皆様方、2016年7月の『第24回 参議院選挙』で、日本人の悲願である
改憲の成就が決まります。皆様方、必ず投票に自ら足を運んでください。お願い致します。
高橋英樹の「捜査検事近松茂道」シリーズ 再放送
8/29(月)12:56〜14:56 BSジャパン(BS)
ザ・ミステリー『捜査検事 近松茂道5 自白』京都祇園殺人事件!自首した3人の容疑者の嘘…。御所人形に込めた復讐の怨念。
8/30(火)12:56〜14:48 BSジャパン(BS)
ザ・ミステリー『捜査検事 近松茂道6 拳銃魔』住宅街に響く銃声…。無差別か!?目撃者ゼロ。ついに、3番目の犠牲者…。女の愛が壊れる時。
8/31(水)12:56〜14:48 BSジャパン(BS)
ザ・ミステリー『捜査検事 近松茂道7 美濃土鈴伝説殺人事件』雛人形は見ていた!?27年後に甦った白骨死体の怨み!お宝古美術連続殺人の哀しい秘密。
9/1(木)12:56〜14:48 ザ・ミステリー『捜査検事 近松茂道8 伊勢志摩海女伝説殺人事件』絶景に消えた10億円と謝罪する妻の嘘!?謎の護符と真珠が暴く哀しみの真実…。
9/2(金)12:56〜14:56 BSジャパン(BS)
ザ・ミステリー『捜査検事 近松茂道9 安寿と厨子王伝説殺人事件』赤い傘をさした豪雨の惨殺体!20年前の検事の正義感が暴く偽りの自白。
『成吉思汗の秘密』と『邪馬台国の秘密』を続けて読んだら
とても神津が同一人物に見えない。
きっと片方は近藤正臣で、もう片方は村上弘明なんだ…
弟子の乱歩賞作家海渡栄佑知ってる人いるかなあ?
彼の長編に影の座標って長編があるんだが、世に知られていない
傑作だと思う、ラスト残り少ないページであっと驚く犯人が判明するって作品
もう絶版だし古本屋にもまず無いと思うけど、埋もれたままでは惜しいと思う
昭和40年前後は清張ミステリーの全盛期
柳の下の二匹の泥鰌を狙って、題名に影の○○とか
黒の○○とかの題名付けるの流行ったのかな
黒のシリーズ(大映)
田宮二郎主演
第1作『黒の試走車(くろのテストカー)』(1962年)原作:梶山季之「黒の試走車」
第6作『黒の駐車場』(1963年)原作:黒岩重吾「廃墟の唇」
第7作『黒の爆走』(1964年)(オリジナル)
第8作『黒の挑戦者』(1964年)原作:島田一男「屍蝋の市場」
第9作『黒の凶器』(1964年)原作:梶山季之「影の凶器」
第10作『黒の切り札』(1964年)(オリジナル)助演:宇津井健
第11作『黒の超特急』(1964年)原作:梶山季之「夢の超特急」
宇津井健主演
第2作『黒の報告書』(1963年)原作:佐賀潜「華やかな死体」
第4作『黒の死球』(1963年)原作:高原弘吉「あるスカウトの死」、
第5作『黒の商標(くろのトレードマーク)』(1963年)原作:邦光史郎「仮面の商標」
川崎敬三主演
第3作『黒の札束』(1963年)原作:佐野洋「重い札束」
(参考)
宇津井健主演・高木彬光原作(大映)
誘拐(1962年)泉一郎役は宇津井健、明子役は万里昌代、井上卓二役に川崎敬三
検事霧島三郎(1964年)三郎役は宇津井健、恭子役は霧立はるみ、寺崎義男役に川崎敬三
田宮二郎主演・高木彬光原作(大映)
密告者(1965年)田宮二郎は容疑者・瀬川繁夫役、「小島一郎」検事役に浜田雄史、検事の婚約者・「本田」恭子役に小村雪子。
1/18(水)14:00〜15:55 BS-TBS(BS)
ミステリー・セレクション・検事・霧島三郎
ホステス殺しの容疑者は消えた恩師!投薬の期限が迫る中、ゼネコンがらみの不正が浮かび上がる!事件解決の証拠はどこにあるのか!?
出演者 柳葉敏郎、東幹久、黒谷友香、ゴリ、中村育二、西郷輝彦
霧島三郎(柳葉敏郎)は東京地検の敏腕検事。霧島は恩師である弁護士・竜田耕太郎(西郷輝彦)の娘、恭子(黒谷友香)と婚約している。
ある夜、霧島は竜田に連れられクラブを訪れた。竜田の最近の行きつけらしく、ホステスのエリカ(水谷妃里)と親しげに話している。
そこへエリカの元夫・小林毅(若山慎)が乱入しエリカに会わせろと騒ぎ出す。霧島と竜田が小林をたしなめるが、エリカはしゃがみ込んで震えたままだった。
その数日後、エリカが自宅マンションで死体となって発見された。
原作 高木彬光「検事・霧島三郎」(光文社文庫刊)
脚本 伴一彦
監督 生野慈朗
制作 ファイン/TBS
1/17(火)14:30〜16:40 映画・chNECO
捜査検事 近松茂道3 銀山温泉の殺人報告
地検検事の活躍を、高橋英樹主演で描いたサスペンス・シリーズ。(04年・120分)
監督:鷹森立一
出演:高橋英樹 左時枝 いしのようこ 木村元 宅麻伸
銀山温泉でツアー客が川面に浮かぶ男性の死体を発見する。死体は後頭部を鈍器で殴られており、側にスタンガンが落ちていたことから、気絶させて殴り殺した計画的犯行と見られた。
山形地検に赴任してきたばかりの検事・近松茂道は、早速現場を訪れるが…。
1/18(水)14:30〜16:20 映画・chNECO
捜査検事 近松茂道4 偽装 昇仙峡に舞う殺人事件
地検検事の活躍を、高橋英樹主演で描いたサスペンス・シリーズ。(04年・120分)
看護士の篠崎あかねが遺体で発見された。捜査陣は失恋による自殺と見なしたが、捜査一課の望月だけは他殺と考え、何故か異様な熱意で捜査を開始する。
監督:鷹森立一
出演:高橋英樹 中原果南 中野英雄 菅野みずき 吉満涼太
1/19(木)14:30〜16:20 映画・chNECO(CS)
捜査検事 近松茂道5 自白
地検検事の活躍を、高橋英樹主演で描いたサスペンス・シリーズ。(05年・120分)
共演:金山一彦 大路恵美 北原佐和子 高田美和
現職刑事・川勝の刺殺体が見つかった。川勝が過去に逮捕した人間の報復とみる京都府警刑事たちをよそに、第一発見者の野口直子が犯行を自供。ところが直子の母も自分が殺したと出頭し…。
監督:鷹森立一
1/20(金)14:30〜16:30 映画・chNECO
捜査検事 近松茂道6 拳銃魔
地検検事の活躍を高橋英樹主演で描いたサスペンスシリーズ。(06年・120分)
監督:鷹森立一
出演:高橋英樹 大河内奈々子 河原さぶ 井田國彦 川村ひかる 保阪尚希 勝部演之 少路勇介 松澤一之
長野県の駐在所員が暴行され拳銃が奪われた。間もなくその拳銃で二人の女性が殺される。被害者は小学校の同窓生。続いて担任教師だった木戸も銃殺される。
そんな中、木戸の教え子で被害者2人からいじめにあっていた同窓生・今井が容疑者として挙がるが…。
1/23(月) 14:30〜16:20 映画・chNECO
捜査検事 近松茂道7 美濃土鈴伝説殺人事件
地検検事の活躍を、高橋英樹主演で描いたサスペンス・シリーズ。(07年・120分)
監督:岡屋龍一
出演:高橋英樹 岩崎ひろみ 山下容莉枝 橋爪淳 木下ほうか 山下真司
岐阜地検に赴任した捜査検事・近松。配属早々、雑木林で男の他殺体が見つかり、被害者のログハウスからは盗品の古久谷が発見された。捜査の結果、男は古美術の窃盗を繰り返しており、取引先の古美術商とトラブルになっていたことが判明する。
1/24(火)14:30〜16:10 映画・chNECO(CS)
捜査検事 近松茂道7 美濃土鈴伝説殺人事件
地検検事の活躍を、高橋英樹主演で描いたサスペンス・シリーズ。(07年・120分)
監督:岡屋龍一
出演:高橋英樹 渡辺哲 荻野目慶子 芦川よしみ 布川敏和 絵沢萠子
三重県津地方検察庁に赴任した捜査検事・近松は、志摩山中で他殺体で発見された観光会社社長・稲垣の事件を担当。
稲垣は志摩の無人島を舞台に、リゾート開発の投機詐欺を働いたことが露呈する。
そんな中、稲垣の元部下が逮捕される。近松は逮捕理由が腑に落ちず、慎重に捜査を進めるよう促すが…。
1/25(水)14:30〜16:20 映画・chNECO(CS)
捜査検事 近松茂道9 安寿と厨子王伝説殺人事件
地検検事の活躍を、高橋英樹主演で描いたサスペンス・シリーズ。(10年・120分)
監督:岡屋龍一
出演:高橋英樹 益岡徹 熊谷真実
福島地検に赴任した捜査検事・近松は、変死体で発見された女性の事件を捜査。
そしてとある青年が捜査線上に浮上する。青年について調べ始めた近松は衝撃の事実を知ることに。
1/26(木)14:30〜16:20 映画・chNECO(CS)
捜査検事 近松茂道10 桐生織伝説殺人事件
地検検事の活躍を、高橋英樹主演で描いたサスペンス・シリーズ。(11年・120分)
監督:岡屋龍一
出演:高橋英樹 横山めぐみ 今井雅之 あめくみちこ
実家に久しぶりに帰郷した女性が発見したのは、元刑事の父の他殺死体だった。前橋地検に赴任した捜査検事・近松は、持ち前の洞察力を発揮して真実に迫る。
1/27(金)14:30〜16:30 映画・chNECO(CS)
捜査検事 近松茂道11 越中富山こきりこ哀歌
地検検事の活躍を高橋英樹主演で描いたサスペンス・シリーズ。(11年・120分)
監督:岡屋龍一
出演:高橋英樹 室井滋 米倉斉加年 北川弘美
富山に赴任してきた捜査検事・近松は、大牧温泉を訪ねた際、東京からやって来た警視庁捜査一課の面々と出会う。
彼らは東京で起きた殺人事件の被害者を追って来ていた。
1/30(月)14:30〜16:20 映画・chNECO
捜査検事 近松茂道12 新潟〜佐渡殺人航路
地検刑事の活躍を高橋英樹主演で描いたサスペンス・シリーズ。(12年・120分)
監督:岡屋龍一
出演:高橋英樹 榎木孝明 藤谷美紀 宮本真希
新潟に赴任してきた捜査検事・近松のもとに事件の一報が入った。開店を目前に控えた小料理屋の店内で板前が何者かに殺害されたのだ。
店の経営者で、殺された板前の婚約者に嫌疑がかかるが…。
売れないから絶版?それとも本人が生前から望んでいたとか?
ちょっと調べたいことがあったんだが、
近所の図書館は文庫類はすでに廃棄、リサイクルに
古本屋の3冊100円、200円のワゴンの常連だったが、
その手の店もうちの近所はとっくに絶滅
まあブックオフ巡りも楽しんではいるんだが
途中で挫折した本 3冊目
673 :名無しのオプ :2017/06/07(水) 02:11
高木彬光「都会の狼」
元が新聞連載のせいか無駄に長い、半分も行かず挫折したわ
ヤクザ者の主人公が恩人の冤罪を晴らそうと嗅ぎまわった挙げ句
新たな事件に巻き込まれ、さあどうする?みたいな展開が延々とw
昭和のヤクザ者や、その住む界隈描写やら共感しようがなくて苦痛
共感できない登場人物が出てると苦痛になるって
貧しい感性だな
「共感しようがない」(客観)と「共感できない」(主観)の区別つかない人か