「何でも平等なわけがない。それだけ努力した人が得る特権だと思っています」
そう言うのは、都内の中堅M大学出身で、現在メーカーに勤務する20代の男性・Aさんだ。
就活を始めた当初、学歴フィルターは「都市伝説だと思っていた」というが、そんなことはなかった。
今でこそ達観しているAさんだが、その存在に直面した時は困惑したそうだ。
「ネットから会社説明会に申し込もうとしても、常に『満席』が表示され、予約ができませんでした。
参加できないと応募できない場合もあります。
焦っている時に、偶然上位校であるS大学に通う友人と話をしていたら、友人は予約に困ったことがないと聞いて驚いたのを覚えています。
現実に悲しくなりましたが、どうしても参加したい場合は、企業に直接電話しました。『当日にキャンセルが出ればでかまいませんので……』とか粘ってみると、参加させてくれる企業もありました」(Aさん)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2bfdd056317dc56df176e38beeac70f91d3a929