https://www.gamesindustry.biz/articles/2021-06-14-ratchet-and-clank-rift-apart-is-the-latest-ps5-exclusive-to-claim-no-1-uk-boxed-charts
PS5のラチェット&クランクが最新の英国チャートで一位に躍り出た。
このアクションゲームは今年発売された特定機種独占ソフトの中でみると
任天堂スイッチのNewポケモンスナップやモンスターハンターライズと同程度の初週売上となり
リターナルと比較すると約3倍の初動を記録している。
またPS5ソフトの中でみるとスパイダーマン:マイルズ・モラレスに次いで
二番目に高い初動であり(なおそれまでの二位はアサシンクリードヴァルハラ)
シリーズ作品の中で分析しても
2016年に発売されたPS4版リメイクソフトに次ぎ、やはり過去二番目に大きな数字となっている。
(ちなみに16年に発売されたラチェットの方が今作より29%大きな初週売上である)
ただPS4での同作はハード発売から4年が経過していた時期に発売されている点や
最新作の価格が70ポンド(約1万0850円)に対し16年のソフトは定価が30ポンド(4650円)であった事、
販売金額でみるならば今回が首位に立っているのを踏まえれば
今のラチェットこそが史上最高の売り上げという見方ができるのかもしれない。
ところで今週チャートに初登場したのは今作だけではない。
先週は多くの作品が発売されているのだ。
具体的に上げると、まずChivalry 2が9位に初登場している。
これは売上を機種別に分析するとPS5が41%、XSX/Sが32%、PS4が26%となっていた。
一方、FF7リメイクの完全版・インターグレードは12位と伸び悩み。
ただランキングはあくまでパッケージソフトのみを対象とし、配信分を含んでいないのには注意するべきだろう。
そして最後にPS5&4向けに発売されたギルティギアストライブが26位に顔を出していた。
その他、今週のチャートの注目点としては
バイオミュータントが16位から40位に下がったことも挙げられる。
今作は二週前に2位に初登場していたが、早くも姿を消すことになりそうだ。
反面、先週12位に初登場したSniper Ghost Warrior Contracts 2は二週目の売上を前週比18%減と
小幅に収め、今週も13位に粘っていた。
英国チャートは夏の大作発売を前に静かな時期を過ごしており
今後もランキングには大きな変動はないと思われる。
ただ任天堂は今後、マリオゴルフスーパーラッシュとゼルダの伝説スカイウォードソードHDの
発売を控えていれば、スイッチソフトは上手く機能しているためこれがチャートを賑わしそうである。
以下が最新の英国チャートトップ10となっている。
01 ラチェット&クランク
02 FIFA21
03 マリオカート8DX
04 あつまれどうぶつの森
05 スパイダーマン:マイルズ・モラレス
06 アサシンクリードヴァルハラ
07 マインクラフト(Switch)
08 バイオハザードヴィレッジ
09 Chivalry 2
10 Miitopia